2024年04月15日

甲南女子中学校2024年A1次算数第1問(8)

 3つの分数3/5、6/11、9/16を小さい順に並べると、□、□、□となります。

(解説)
揃えやすい分子をそろえて分数を比較します。
3、6、9の最小公倍数は18だから、18に揃えます。
 3/5=18/30
 6/11=18/33
 9/16=18/32
分子が同じ数の場合、分母が大きいものほど小さくなるから、3つの分数を小さい順に並べると、6/11、9/16、3/5となります。
この問題の場合、上のようにするのがベストですが、有名な分数の知識があれば、分数を小数に直して比較することもできます。
 3/5=0.6(これは覚えているはずですね)
 6/11=54/99=0.5454・・・(□/9=0.□□・・・、□△/99=0.□△□△・・・、□△〇/999=0.□△〇□△〇・・・の利用)
 9/16=8/16+1/16=0.5+0.0625(1/16=0.0625の利用、あるいは、1/8=0.125の半分の利用)=0.5625

甲南女子中学校の算数過去問解説

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Posted by 森林 at 15:41Comments(0)甲南女子中学校
 

2024年04月11日

甲南中学校2024年1期午前a算数第2問(1)

 定価3000円の商品を定価の8%引きで売った利益は200円でした。この商品の仕入れ値は[ ]円です。

(解説)
 定価3000円の商品を定価の80%で売ったところ、原価の20%の利益を得ました。この商品の原価は[ ]円です。
これは甲南中学校2022年1期午前a算数第2問(2)の問題です。
今年の問題はこの問題より簡単になっていますね。
値引き額は
  3000×8/100
 =240円
となり、定価からこの値段を引いても200円の利益が出るのだから、仕入れ値は
  3000-240-200
 =2560円
となります。


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2024年01月25日

夙川中学校2024年第3回算数第2問(3)

 4320を□で割ると、平方数になります。□に入る最も小さい整数を答えなさい。
 平方数とは4や225など、同じ整数を2回かけてできる数(4は2×2、225は15×15)です。

(解説)
中学校の数学でよくある問題です。
4320から平方数を「取り出す」ことを考えます。
ちまちまと素因数分解しないようにすることが大切です。
 4)4320
 9)1080
 4) 120
     30
 4320=(4×4)×(3×3)×30
となりますが、30=6×5=2×3×5だから、4320を30で割ると平方数となり、この30が最も小さい整数になります。

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2024年01月22日

須磨学園中学校2024年第3回算数第1問(1)

次の□に当てはまる数を答えなさい。
 (53-17×3+2)×(3×6×9-9×6×2)÷9=□

(解説)
 □
=(53-51+2)×6×9×(3-2)×1/9 ←分配法則の逆を利用しました。9がうまく約分できますね。
=4×6
=24

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2024年01月07日

夙川中学校2023年第3回算数第2問(2)

 3人でじゃんけんを1回します。あいこ(勝負がつかない)になる手の出し方は[ ]通りあります。

(解説)
(解法1)
すべての手の出し方は3×3×3=27通りあります。
このうち1回で勝負がつくのは、(あ)1人が勝つ場合と(い)2人が勝つ(1人が負ける)場合になります。
(あ)の場合は、誰がどの手で勝つかを考えると、3×3=9通りあります。
(い)の場合も、同様に9通りあります。 ←条件の対等性を移用して作業を減らします!
したがって、あいこになる手の出し方は27-9×2=9通りあります。
(解法2)
あいこになるのは、(う)3人とも同じ手を出す場合と(え)3人とも異なる手を出す場合になります。
(う)の場合は、3人がどの手を出すかで3通りあります。
(え)の場合は、3人がそれぞれどの手を出すかで3×2×1=6通りあります。
したがって、あいこになる手の出し方は3+6=9通りあります。

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