2018年12月26日

神戸女学院中学部2006年算数第1問(4)

 21.0975kmを1時間16分28秒で走った人の、平均の分速は[ ]mです。四捨五入して一の位まで求めなさい。

(解説)
分数に直して計算します。
  21.0975km
 =21097.5m
 =42195/2m ←マラソンの距離(42.195km)を意識した数字かもしれませんね。
  1時間16分28秒
 =76+28/60分
 =1147/15分
だから、平均の分速は
   42195/2÷1147/15
 =42195/2×15/1147  ←女学院では珍しいですが、どうにもならない計算です。
 =275.9・・・
 →276m/分
となります。

神戸女学院中学部の算数過去問解説
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2018年12月09日

須磨学園中学校2013年第3回第1問(4)

 次の□に当てはまる数を答えなさい。
 1/15+1/35+1/63+1/99+1/143=□

(解説)
分数の足し算は通分して計算するのが基本ですが、この問題で通分して計算するのは面倒ですね。
そこで、部分分数分解を利用して解きます。
  □
 =1/(3×5)+1/(5×7)+1/(7×9)+1/(9×11)+1/(11×13) ←分母の掛け算がしりとりのようになるように変形します。
 =(1/3-1/5)×1/2+(1/5-1/7)×1/2+(1/7-1/9)×1/2+(1/9-1/11)×1/2+(1/11-1/13)×1/2 ←通分の逆の作業を行います。1/3-1/5=(5-3)/(3×5)となるので、1/(3×5)と等しくするためには、1/2倍する必要がありますね。他の分数についても同様です。
 =(1/3-1/5+1/5-1/7+1/7-1/9+1/9-1/11+1/11-1/13)×1/2 ←分配法則の逆を利用しました。
 =(1/3-1/13)×1/2
 =(13-3)/39×1/2
 =5/39

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2018年10月19日

小林聖心女子学院2013年A算数第1問(4)

 縮尺1/5000の地図で、100cm2である正方形の土地の実際の面積は□m2です。

(解説)
仮に正方形と書いてなくても面積の単位換算を使ってはいけません。
正方形(それが無理であれば長方形)と考えて、長さの単位換算を利用して解きます。
正方形の一辺の長さは
  10cm
 =10cm×5000
 =50000cm
 =500m
だから、実際の面積は
  500×500
 =250000m2
となります。

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2018年10月02日

甲南女子中学校2008年A2次算数第1問(1)

 次の□の中にあてはまる数を書き入れなさい。
 2008×(36-26÷2)-1998×23=□

(解説)
5秒程度で解ける問題です。
  □
 =2008×(36-13)-1998×23
 =2008×23-1998×23
 =(2008-1998)×23 ←分配法則の逆を利用しました。
 =10×23
 =230

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甲南女子中学校2011年B第2問

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2018年09月26日

芦屋学園中学校2015年算数第2問(5)

 35の約数は1、5、7、35の4個あります。このように約数が4個だけある数は1から21までの中に、何個ありますか

(解説)
1から21までの整数の中には素数(約数が2個)が結構あるので、順番に調べても大したことはないですが、応用性のある解き方を紹介します。
約数が4個の数は○×○×○(○は素数)か□×△(□と△はともに素数で、□<△)と表されるものになります(このことについては、下の神戸女学院中学部1995年算数2日目第4問の解答・解説を参照)。
(あ)○×○×○(○は素数)と表されるもの
2×2×2=8だけですね。
(い)□×△(□と△はともに素数で、□<△)と表されるもの
 2×3=6
 2×5=10
 2×7=14
 3×5=15
 3×7=21
(あ)、(い)より、全部で6個あります。

神戸女学院中学部1995年算数2日目第4問


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Posted by 森林 at 11:03Comments(0)芦屋学園中学校